今回はお店のレイアウトのお話。特に飲食店についてです。
2回続けて話が飲食店寄りですが、ご勘弁下さい。
今、飲食店のデザイン中でしてどうしても話がよってしまいます。
さてさてという訳で「飲食店のレイアウト」のお話です。
飲食店のレイウアトをしていく上で1番最初に考えるところは、どこだと思いますか?
・・・
正解は「厨房」です!!
意外でしょうか?そりゃそうだとお思いでしょうか?
まぁ、何はともあれ私は「厨房」から考えます。
理由はいくつかありますが、
大きい理由としては・・・「厨房器具」は減らせないという事でしょう。
「客席をあと2席取りたいから、今回は「コンベクションオーブン」は諦めます・・・。」
この様なことはあまりない・・・。そして、あまりお勧めしません。
本末転倒な感がありますし、優先順位が変わっている気がします。
「厨房」は飲食店の中心です。
これなくしては飲食店ではありません。
ですからコンセプトに見合った「厨房」をまず整理しレイアウトしていきます。
基本的に料理人の方々にとって厨房器具は仕事道具ですから、
コンセプト上必要な器具は把握されていますので、それを動線を考慮して配置します。
具体的には、「作業動線を可能な限り短くすること」が大前提となります。
冷蔵庫から食材を出し、作業台で加工し、加熱機器で調理し、シンクで洗う。
この様な流れを阻害しない配置を考えていくということです。
そうやって、厨房の理想的な配置を考えたら、
それが実際の物件のどこにあればいいのかを検討していくことになります。
そこでは、提供動線や客席などの考慮が必要になっていきます。
その辺のお話はまた今度していきたいと思います!!
次回は外装に戻って「外装デザインのしくみ。 -外壁編 その1-」の予定です。
あなたのお店に少しでもお役に立つことを願って・・・。
ではでは。